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賃貸不動産経営管理士の難易度・合格率・勉強時間

賃貸不動産経営管理士の難易度・合格率・勉強時間を公式データで解説。令和7年度の合格率は29.5%。宅建との違いや令和8年度の試験日程もまとめました。

最終更新: 2026-07-25

賃貸不動産経営管理士の基本情報

正式名称賃貸不動産経営管理士
分類国家資格
実施団体一般社団法人 賃貸不動産経営管理士協議会
試験形式四肢択一のマークシート・50問(講習修了者は45問)・120分
受験資格制限なし(年齢・学歴等を問わず誰でも受験可能)
試験日程年1回(11月)
受験料12,000円
合格率令和7年度 29.5%(受験者31,792人)
難易度★★★☆☆
独立のしやすさ★★☆☆☆
勉強時間目安100〜250時間程度
申込方法年1回。令和8年度の申込はWEB 8月3日〜9月30日(郵送は9月24日まで)
公式サイト試験の公式ページを見る

申込・試験日程

回次 申込受付期間 試験日
令和8年度試験 2026年8月3日(月) 〜 2026年9月30日(水) WEB申込は9月30日まで、郵送申込は9月24日まで 2026年11月15日(日)13時〜15時

日程は変更される場合があります。申し込みの際は必ず 公式サイト で最新情報をご確認ください。

賃貸不動産経営管理士とはどんな資格?

賃貸不動産経営管理士は、アパート・マンションなど賃貸住宅の管理の専門家であることを証明する国家資格です。賃貸住宅管理業法により、一定規模以上の賃貸管理業者には「業務管理者」の設置が義務付けられており、この資格はその要件の一つになっています。

賃貸管理会社・不動産会社での実務に直結するほか、宅建士との親和性が高く、不動産系のダブルライセンスとして人気が伸びている資格です。

難易度と合格率

令和7年度の合格率は29.5%(受験者31,792人・合格者9,370人)でした。合格基準点は50問中38問以上(管理士講習修了者は45問中33問以上)です。

受験者数はここ数年増加が続いており、令和7年度の申込者は36,360人と前年から7.1%増えました。国家資格化以降、難易度は上昇傾向にあると言われており、早めの挑戦が有利という見方もあります。

勉強時間の目安

一般に100〜250時間程度が目安と言われています。宅建士の学習経験があれば、借地借家法など重なる分野が多く、より短い期間で仕上げられます。四肢択一のマークシートのみで記述式はないため、過去問演習を軸にした学習が有効です。

受験資格と試験日程

受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。試験は年1回、令和8年度は11月15日(日)に実施されます。申込はWEBが8月3日〜9月30日、郵送が8月3日〜9月24日です。受験料は12,000円です。

なお、協議会が実施する「管理士講習」を修了すると、修了年度とその翌年度の試験で50問中5問が免除されます(どなたでも受講可能)。

宅建士とどう違う?

  • 宅建士: 不動産の「取引」(売買・賃貸の契約)の専門家。重要事項説明の独占業務
  • 賃貸不動産経営管理士: 賃貸住宅の「管理」(入居後の維持・運営)の専門家。業務管理者の要件

賃貸仲介から管理まで手がける会社では両方の資格が活き、試験範囲も重なるため、宅建士とセットで取得する方が多くいます。

独立して働くなら

賃貸不動産経営管理士の資格単独での独立は一般的ではありませんが、不動産業としての独立とセットで効く資格です。賃貸管理業(200戸以上を管理する場合は国への登録が義務)を営むには「業務管理者」の配置が必要で、この資格はその要件を満たせます。つまり、宅建業(仲介)で独立した事務所が管理業まで事業を広げるときの武器になります。

管理受託は毎月の管理料が入るストック型収入のため、仲介の成約手数料に波がある不動産業にとって、経営を安定させる柱になります。

集客について: 管理の顧客は入居者ではなく**物件オーナー(大家)**です。仲介や客付けで関わったオーナーに管理を提案する、相続・空室相談から入る、地域の大家会・金融機関との接点をつくる、といった形が現実的です。「空室対策に強い」など管理の中身で差別化し、1棟ずつ実績を積む息の長い営業になります。

こんな人におすすめ

  • 賃貸管理会社・不動産会社で働く方、就職を目指す方
  • 宅建士に合格し、次の不動産系資格を探している方
  • アパート経営など自身の賃貸経営に知識を活かしたい方

同じ「管理系」の国家資格では、分譲マンション側の管理業務主任者との組み合わせも定番です。

出典・参考情報

受験料・日程等は変更される場合があります。受験の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。