国家資格 建築・技術

第二種電気工事士の難易度・合格率・勉強時間

第二種電気工事士の難易度・合格率・勉強時間を公式データで解説。令和7年度は学科57.7%・技能72.0%。受験料や年2回の試験日程、技能試験対策もまとめました。

最終更新: 2026-07-25

第二種電気工事士の基本情報

正式名称第二種電気工事士
分類国家資格
実施団体一般財団法人 電気技術者試験センター
試験形式学科試験(CBT方式または筆記方式)と技能試験(配線作業の実技)
受験資格制限なし(年齢・学歴等に関係なく誰でも受験可能)
試験日程年2回(上期・下期)
受験料インターネット申込 11,100円・書面申込 12,500円(非課税・令和8年度)
合格率令和7年度 学科(上期)57.7%・技能(上期)72.0%・技能(下期)71.4%
難易度★★☆☆☆
独立のしやすさ★★★★
勉強時間目安100〜150時間程度(学科と技能練習をあわせて)
申込方法年2回(上期・下期)。下期の申込は8月17日〜9月3日
公式サイト試験の公式ページを見る

申込・試験日程

回次 申込受付期間 試験日
令和8年度 下期 2026年8月17日(月) 〜 2026年9月3日(木) 申込は9月3日17時まで 学科CBT 2026年9月24日〜11月8日/学科筆記 10月25日(日)/技能 12月12日・13日

日程は変更される場合があります。申し込みの際は必ず 公式サイト で最新情報をご確認ください。

第二種電気工事士とはどんな資格?

第二種電気工事士は、住宅や小規模な店舗など(一般用電気工作物)の電気工事を行うために必要な国家資格です。コンセントの増設や照明の配線工事は、無資格では行えない独占業務。電気工事会社はもちろん、ビルメンテナンス、設備管理、リフォーム業界など求人の裾野が広く、「手に職」系資格の代表格です。

難易度と合格率

令和7年度の合格率は、学科試験(上期)57.7%、技能試験は上期72.0%・下期71.4%でした。

試験は2段階です。まず学科試験(CBT方式または筆記方式)に合格すると、技能試験に進めます。技能試験は工具を使って実際に配線作業を行う実技試験で、公表された候補問題の中から出題されます。合格率の数字は比較的高めですが、技能試験は練習なしでは合格できないため、事前の作業練習が必須です。

勉強時間の目安

一般に、学科と技能の練習をあわせて100〜150時間程度が目安と言われています。学科は過去問中心で1〜2か月、技能は候補問題の練習を2〜4週間かけて繰り返すのが定番の進め方です。技能試験用の工具と練習用部材の準備も必要です。

受験資格と試験日程

受験資格の制限はなく、誰でも受験できます。試験は年2回(上期・下期)実施され、受験手数料はインターネット申込11,100円・書面申込12,500円です(令和8年度)。

独立して働くなら

第二種電気工事士は**「一人親方」として独立する実例が多い資格です。独立には資格に加えて電気工事業の登録**が必要で、第二種の場合は3年以上の実務経験を経て主任電気工事士になれることが要件になります。まず会社で経験を積んでから独立する、が現実的な道筋です。

仕事の中心は、住宅・店舗のコンセント増設・照明・エアコン設置の配線、リフォームに伴う電気工事、アンテナ・LAN配線などです。工具と車両があれば始められるため、初期投資が比較的小さいのも特徴です。

集客について: 立ち上げ期は(1)工務店・リフォーム会社・電気店の下請けとして仕事を受けるのが定番で、腕と納期を守る信頼が次の紹介につながります。(2)エアコン取付などの繁忙期需要をくらしのサービス系マッチングサイトで受ける形も広がっています。(3)地域の「困りごと」(スイッチ交換・漏電調査)に対応するWebサイト・Googleマップ対策は、元請け直請けへの道になります。

こんな人におすすめ

  • 電気工事・設備管理・ビルメンテナンス業界を目指す方
  • 実技を伴う「手に職」を確実に身につけたい方
  • 独立や副業も視野に入れて技術系資格を取りたい方

現場系資格の組み合わせとしては、危険物乙4とのダブルライセンスも定番です。