秘書検定の難易度・合格率・勉強時間

出題は理論と実技の2領域に分かれ、それぞれ60%以上で合格となり、1級・準1級には面接試験もあります。

最終更新: 2026-08-24

秘書検定の基本情報

正式名称秘書技能検定試験
分類民間資格
実施団体公益財団法人 実務技能検定協会
試験形式準1級・2級・3級はマークシート方式と記述問題。1級はすべて記述問題。1級・準1級は筆記合格後に面接試験あり
受験資格制限なし(どなたでも受験できます。何級からでも受験可)
試験日程年3回(6月・11月・2月)。2月実施回は2級・3級のみ。2級・3級はCBTでも受験可能(実施日はテストセンターにより異なる)
受験料1級 7,800円/準1級 6,500円/2級 5,200円/3級 3,800円(税込)
合格率第137回(2025年11月16日実施)1級 33.3%・準1級 41.3%・2級 56.0%・3級 70.4%
難易度★★☆☆☆
独立のしやすさ☆☆☆☆(この資格単独での独立開業は一般的ではありません)
勉強時間目安公式には示されていません。3級は数十時間、上位級ほど長期の準備が必要とされます
申込方法年3回。第140回(11月15日)の申込は9月3日〜10月13日
公式サイト試験の公式ページを見る

申込・試験日程

回次申込受付期間試験日
第140回2026年9月3日(木) 〜 2026年10月13日(火)筆記試験免除受験の申込は8月24日〜9月11日2026年11月15日(日)合格発表: 合否通知の予定日は、インターネット申込が2級・3級12月3日10時頃・準1級(筆記)12月2日10時頃でマイページに掲載され、郵送申込は2級・3級12月7日・準1級(筆記)12月2日に発送されます。1級の筆記結果は面接試験日の1週間前までに、準1級・1級の面接結果は面接試験日の約1カ月後に通知されます
第141回2026年12月7日(月) 〜 2027年1月12日(火)この回は2級・3級のみの実施2027年2月7日(日)

日程は変更される場合があります。申し込みの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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秘書検定とはどんな資格?

秘書検定(正式名称は秘書技能検定試験)は、公益財団法人 実務技能検定協会が実施する文部科学省後援の検定です。名称に「秘書」とありますが、問われるのは秘書職の専門技能に限りません。来客応対、電話の受け方、敬語の使い分け、上司への報告の仕方、文書の扱い方といった、どの職種でも必要になるビジネスマナーと事務処理の基礎が中心です。

出題は「理論」(必要とされる資質・職務知識・一般知識)と「実技」(マナー・接遇・技能)の2領域に分かれ、それぞれの得点が60%以上のとき合格になります。片方だけ得意でも合格できない仕組みです。

学生の就職活動で名前が挙がることが多い検定ですが、社会人が自分のマナーを体系立てて確認し直す目的で受験する例もあります。

難易度と合格率

結果が公表されている回のうち、全級が実施された直近の第137回(2025年11月16日実施)の結果は次のとおりです。

受験者数 合格者数 合格率
1級 552名 184名 33.3%
準1級 1,697名 701名 41.3%
2級 5,765名 3,226名 56.0%
3級 4,768名 3,358名 70.4%

3級は7割前後が合格しており、はじめての受験でも取り組みやすい水準です。一方、1級・準1級は筆記試験に加えて面接試験があり、公表されている合格率は3割〜4割台です(協会は筆記と面接の内訳を公表していません)。

なお、合格率は回によって幅があります。結果が公表されている最新回である第138回(2026年2月8日実施・2級・3級のみ)では、2級が73.0%、3級が75.4%でした。第137回の2級56.0%と比べると差が大きく、特定の1回の数字だけで難易度を判断しないほうがよいことがわかります。

勉強時間の目安

実務技能検定協会は級ごとの標準学習時間を公表していません。そのため、ここでは具体的な時間数の断定は避けます。

判断材料としては、次の点が参考になります。

  • 3級・2級は筆記のみで、出題範囲も日常のビジネスマナーが中心です。公式テキストと過去問題集を一通り回せる程度の準備で臨む受験者が多い級です
  • 準1級・1級は面接試験(ロールプレーイング)が加わります。あいさつや報告の所作を声と動作で再現する必要があるため、筆記の学習とは別に練習の時間を見込む必要があります
  • 出題は公式テキストの範囲から作られるため、市販の対策本を広げるより、公式教材を繰り返すほうが効率的とされています

受験資格と試験日程

受験資格に制限はなく、どなたでも受験できます。何級からでも受験でき、公式に定められた組み合わせであれば併願もできます(1級・準1級 14,300円、1級・3級 11,600円、準1級・2級 11,700円、2級・3級 9,000円)。

試験は年3回(6月・11月・2月)の実施です。ただし2月の回は2級・3級のみで、1級・準1級を受験できるのは6月と11月の年2回に限られます。上位級を目指す場合は、この点を踏まえて計画を立てる必要があります。

次回以降の日程は次のとおりです。

回次 試験日 申込期間
第140回 2026年11月15日(日) 2026年9月3日〜10月13日
第141回 2027年2月7日(日)※2級・3級のみ 2026年12月7日〜2027年1月12日

また、2級・3級はCBT試験でも受験できます。年3回の試験日に限定されずに都合のよい日程を選べ、最短で申込日の3日後に受験できます(実施日と開始時間はテストセンターにより異なります)。日程を自分で決めたい方や、就職活動のスケジュールに合わせたい方には選択肢になります。CBTの受験料は公式サイトに金額の記載がないため、申込先のCBT-Solutionsのサイトでご確認ください。

級の選び方

  • 学生・社会人1年目で基礎から学びたい → 3級(用語とマナーの入門)
  • 就職活動や職場で評価につなげたい → 2級(受験者が多く、履歴書での評価につなげやすい級)
  • 秘書・受付・総務など応対の実務に就いている → 準1級(面接試験あり)
  • 応対を指導する立場を目指す → 1級(筆記はすべて記述・面接あり)

一般に、履歴書に書く目的では2級以上が一つの目安とされています。3級から順に受ける必要はないため、学習時間が取れるなら2級から始める方法もあります。

こんな人におすすめ

  • 就職活動を控え、ビジネスマナーを客観的な形で示したい学生の方
  • 事務・受付・総務・営業事務など、社内外の応対が多い職種の方
  • 自己流になっている敬語や報告の仕方を、一度体系立てて整理し直したい方

ビジネス系の資格では、数字の扱いを学ぶ日商簿記、お金の知識を扱うFP技能士との組み合わせも定番です。デジタル領域に広げるならウェブ解析士も選択肢になります。

取得を公表している著名人

本人・所属事務所・試験の実施団体が公表している情報のみを、出典を明記して掲載しています。 掲載されている方が当サイトや特定の講座・商品を推薦しているものではありません。 掲載内容の訂正・削除のご依頼はお問い合わせからご連絡ください。

出典・参考情報

受験料・日程等は変更される場合があります。受験の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

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