G検定の難易度・合格率・勉強時間
ITパスポート・DS検定とともに、デジタルリテラシー協議会が定める「DX推進パスポート」の対象3試験の1つに位置づけられています。
最終更新: 2026-09-13
G検定の基本情報
| 正式名称 | G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL) |
|---|---|
| 分類 | 民間資格 |
| 実施団体 | 一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA) |
| 試験形式 | 多肢選択式の知識問題が145問程度。オンライン試験は100分(自宅受験)、会場試験は120分(全国の指定会場で受験)。2026年第1回から試験時間と出題数が変更されました |
| 受験資格 | 制限なし(誰でも受験可能) |
| 試験日程 | オンライン試験は年6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)、会場試験は年3回(2026年は3月・5月・9月、2027年は1月・5月・9月) |
| 受験料 | 一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)。オンライン試験のみ再受験割引(前回受験日から2年以内は半額)などの割引制度あり |
| 合格率 | 2026年第4回(オンライン)83.08%(受験者9,241人)。第3回はオンライン85.02%・会場70.29% |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 独立のしやすさ | ★☆☆☆☆(この資格単独での独立開業は一般的ではありません) |
| 勉強時間目安 | JDLAの合格者アンケートでは「30〜50時間」が最多で25.3%、次いで「15〜30時間」が21.5%、「50〜70時間」が18.4%(2025年第5回合格者・有効回答158件) |
| 申込方法 | オンライン試験は受験チケットを購入して回次を予約する方式。2026年第6回の申込は9月11日〜10月29日、2027年第1回は11月13日〜2027年1月8日 |
| 公式サイト | 試験の公式ページを見る |
申込・試験日程
| 回次 | 申込受付期間 | 試験日 |
|---|---|---|
| 2026年 第6回(オンライン試験) | 2026年9月11日(金) 〜 2026年10月29日(木)団体経由の申込は2026年10月22日が締切です。第6回に会場試験の実施はありません | 2026年11月6日(金)16:00〜/11月7日(土)13:00〜 |
| 2027年 第1回(オンライン試験) | 2026年11月13日(金) 〜 2027年1月8日(金) | 2027年1月16日(土)13:00〜合格発表: 2027年2月上旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第1回(会場試験) | 会場試験の申込締切は受験日の3日前23時59分までで、選んだ受験日によって異なります | 2027年1月15日(金)〜1月17日(日)合格発表: 2027年2月上旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第2回(オンライン試験) | 2027年1月22日(金) 〜 2027年2月25日(木)第2回に会場試験の実施はありません | 2027年3月5日(金)16:00〜/3月6日(土)13:00〜合格発表: 2027年3月下旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第3回(オンライン試験) | 2027年3月12日(金) 〜 2027年4月27日(火) | 2027年5月8日(土)13:00〜合格発表: 2027年5月下旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第3回(会場試験) | 会場試験の申込締切は受験日の3日前23時59分までで、選んだ受験日によって異なります | 2027年5月7日(金)〜5月9日(日)合格発表: 2027年5月下旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第4回(オンライン試験) | 2027年5月14日(金) 〜 2027年6月24日(木)第4回に会場試験の実施はありません | 2027年7月2日(金)16:00〜/7月3日(土)13:00〜合格発表: 2027年7月下旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第5回(オンライン試験) | 2027年7月9日(金) 〜 2027年8月27日(金) | 2027年9月4日(土)13:00〜合格発表: 2027年9月下旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第5回(会場試験) | 会場試験の申込締切は受験日の3日前23時59分までで、選んだ受験日によって異なります | 2027年9月3日(金)〜9月5日(日)合格発表: 2027年9月下旬(旬の単位で公表) |
| 2027年 第6回(オンライン試験) | 2027年9月10日(金) 〜 2027年10月28日(木)第6回に会場試験の実施はありません | 2027年11月5日(金)16:00〜/11月6日(土)13:00〜合格発表: 2027年11月下旬(旬の単位で公表) |
日程は変更される場合があります。申し込みの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
G検定とはどんな資格?
G検定は、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する民間の検定試験です。正式名称は「JDLA Deep Learning for GENERAL」といい、頭文字を取ってG検定、あるいはジェネラリスト検定と呼ばれます。
JDLAはこの試験の目的を「ディープラーニングの基礎知識を有し、適切な活用方針を決定して、事業活用する能力や知識を有しているかを検定する」と説明しています。技術を自分で実装する力ではなく、事業に活かす側の知識を問う試験という位置づけです。実装側の知識を問う試験としては、同じJDLAがE資格を実施しています。
制度面で押さえておきたいのが、デジタルリテラシー協議会が定める「DX推進パスポート」の対象3試験の1つになっていることです。同協議会は「IT・ソフトウェア領域」「数理・データサイエンス領域」「AI・ディープラーニング領域」の3領域を「Di-Lite」と定義し、それぞれに対応する試験としてITパスポート・DS検定 リテラシーレベル・G検定の3つを推奨しています。
3試験のうち1つに合格すると「DX推進パスポート1」、2つで「DX推進パスポート2」、3つすべてで「DX推進パスポート3」のデジタルバッジが発行されます。1つの試験に閉じず、他の試験と組み合わせた段階が用意されている点は、他の民間検定にはあまり見られない仕組みです。
難易度と合格率
2026年に実施された回の結果は次のとおりです。
| 実施回 | 受験形式 | 受験者 | 合格者 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|
| 2026年 第1回 | オンライン | 8,529人 | 6,718人 | 78.77% |
| 2026年 第2回 | オンライン | 10,483人 | 8,264人 | 78.83% |
| 2026年 第2回 | 会場 | 1,544人 | 1,001人 | 64.83% |
| 2026年 第3回 | オンライン | 6,824人 | 5,802人 | 85.02% |
| 2026年 第3回 | 会場 | 1,481人 | 1,041人 | 70.29% |
| 2026年 第4回 | オンライン | 9,241人 | 7,677人 | 83.08% |
合格率はおおむね7〜8割で推移しており、本サイト掲載の資格のなかでは合格率が高い部類に入ります。
注意したいのは受験形式による差です。同じ回でも、会場試験の合格率はオンライン試験より10ポイント以上低くなっています。第2回はオンライン78.83%に対して会場64.83%、第3回はオンライン85.02%に対して会場70.29%でした。オンライン試験は自宅で、会場試験は指定会場で受験するという実施環境の違いがあり、試験時間もオンライン100分・会場120分と異なります。「合格率8割の試験」という一般的な紹介は、オンライン試験の数字であることが多いとみておくのが安全です。
なお会場試験が実施されるのは年3回で、オンライン試験だけの回もあります。実際、2026年第1回と第4回はオンライン試験のみの実施でした。会場試験がある回は年によって変わり、2026年は3月・5月・9月(第2回・第3回・第5回)、2027年は1月・5月・9月(第1回・第3回・第5回)です。
勉強時間の目安
JDLAが合格者に実施したアンケート(2025年第5回合格者・有効回答158件)では、受験までに要した学習時間の分布は次のようになっています。
| 学習時間 | 割合 |
|---|---|
| 30〜50時間 | 25.3% |
| 15〜30時間 | 21.5% |
| 50〜70時間 | 18.4% |
もっとも多いのは30〜50時間で、15〜70時間の範囲に合わせて6割以上が収まっています。実施団体自身が合格者の実績値を公表している点は、学習計画を立てるうえで扱いやすい情報です。
ただしこれは合格者を対象にした回答であり、不合格だった人を含めた数字ではありません。また回答者数が158件と限られる点も踏まえて、あくまで目安として見てください。前提知識の有無によっても必要な時間は変わります。同アンケートでは、受験者の業種は「製造業」17.7%、「ソフトウェア業」13.3%、「情報処理・提供サービス業」12.7%の順に多いとされており、IT業界以外からの受験者も相当数を占めています。
試験の形式と合格基準
試験はオンライン試験と会場試験の2種類があり、内容は同じシラバスから出題されますが、試験時間が異なります。
| 項目 | オンライン試験 | 会場試験 |
|---|---|---|
| 試験時間 | 100分 | 120分 |
| 出題数 | 145問程度 | 145問程度 |
| 出題形式 | 多肢選択式の知識問題 | 多肢選択式の知識問題 |
| 実施場所 | 自宅(オンライン実施) | 全国の指定試験会場 |
| 実施回数 | 年6回 | 年3回 |
この試験時間と出題数は、2026年第1回から変更されたものです。それ以前の情報を扱う記事では出題数を160問程度・200問程度としているものがあるため、学習計画を立てる際は年度に注意してください。
100分で145問程度ということは、1問あたりに使える時間はおよそ40秒という計算になります。1問ずつじっくり考える形式ではなく、知識を引き出す速度が問われる構成です。
合格基準について、JDLAはよくある質問で「合格ラインおよび得点については開示しておりません」と明記しています。何点で合格になるかは公表されていません。過去問題も公開されておらず、公式に提供されているのはシラバスと例題・ミニテストです。
もう1点、申込後にオンライン試験と会場試験を変更・振替することはできず、それぞれ別のシステムで実施されるためアカウント登録も別々に必要です。申し込む前に、どちらの形式で受けるかを決めておく必要があります。
受験資格と試験日程
受験資格に制限はなく、学歴・年齢・実務経験を問わず誰でも受験できます。
受験料は一般13,200円(税込)、学生5,500円(税込)です。オンライン試験には割引制度があり、前回受験日から2年以内の再受験であれば半額(一般6,600円、学生2,750円)、Courseraの「AI For Everyone」修了証を提示すると30%引き(一般9,240円、学生3,850円)で受験チケットを購入できます。会場試験には割引制度がありません。
オンライン試験の申込は受験チケット制です。まずチケットを購入し、購入から1年間の有効期限内に希望する試験回を予約する流れになります。有効期限内に予約しなかった場合、チケットは無効となり返金はされません。
2026年に残っている回は第6回のみで、申込期間は2026年9月11日〜10月29日、試験日は11月6日(金)16:00〜と11月7日(土)13:00〜の2日間です(オンライン試験のみ。会場試験はありません)。
2027年の年間スケジュールは、JDLAが2026年9月11日に発表しました。オンライン試験が年6回、会場試験が年3回で、内訳は次のとおりです。
| 実施回 | 受験形式 | 申込期間 | 試験日 | 合否発表 |
|---|---|---|---|---|
| 第1回 | オンライン | 2026年11月13日〜2027年1月8日 | 2027年1月16日(土)13:00〜 | 2月上旬 |
| 第1回 | 会場 | 2026年11月13日〜受験日の3日前 | 2027年1月15日(金)〜17日(日) | 2月上旬 |
| 第2回 | オンライン | 2027年1月22日〜2月25日 | 2027年3月5日(金)16:00〜・6日(土)13:00〜 | 3月下旬 |
| 第3回 | オンライン | 2027年3月12日〜4月27日 | 2027年5月8日(土)13:00〜 | 5月下旬 |
| 第3回 | 会場 | 2027年3月12日〜受験日の3日前 | 2027年5月7日(金)〜9日(日) | 5月下旬 |
| 第4回 | オンライン | 2027年5月14日〜6月24日 | 2027年7月2日(金)16:00〜・3日(土)13:00〜 | 7月下旬 |
| 第5回 | オンライン | 2027年7月9日〜8月27日 | 2027年9月4日(土)13:00〜 | 9月下旬 |
| 第5回 | 会場 | 2027年7月9日〜受験日の3日前 | 2027年9月3日(金)〜5日(日) | 9月下旬 |
| 第6回 | オンライン | 2027年9月10日〜10月28日 | 2027年11月5日(金)16:00〜・6日(土)13:00〜 | 11月下旬 |
第2回・第4回・第6回に会場試験はありません。JDLAは「スケジュールの都合上、日程変更となる場合がございます」と注記しています。なお「G検定とは」のページには2026年9月13日時点でも「2027年の試験日程や申込期間などの詳細は、決まり次第JDLAホームページにてご案内いたします」という記述が残っていますが、年間スケジュールはニュースリリースとしてすでに公表されています。
会場試験の締切は受験日の3日前23時59分までで、選んだ受験日によって異なります。また団体経由での申込は個人より締切が早く設定されています。
合否がいつ分かるかについて、2026年の各回については、JDLAは回ごとの合否発表日を公表していません。2027年の年間スケジュールでは「合否発表」の欄が加わりましたが、「2月上旬」「3月下旬」のように旬の単位で示されており、日付までは書かれていません。よくある質問には「試験の2〜3週間程度で、受験サイトにご登録いただいたメールアドレス宛に結果をお知らせいたします」とあり、4週間以上経っても結果が届かない場合は事務局に問い合わせるよう案内されています。回ごとの受験者数・合格者数は、そのあとJDLAのニュースリリースで公表されます。2026年第3回は5月8日の開催に対して5月25日、第4回は7月3日・4日の開催に対して7月21日の公表でした。
こんな人におすすめ
- AI・ディープラーニングについて、実装ではなく事業活用の視点から体系的に学びたい方
- ITパスポートに合格していて、DX推進パスポートの次の1つを取りたい方
- 短期間で区切りをつけたい方(年6回の実施があり、合格者アンケートの最頻値は30〜50時間です)
- 自宅で受験できる試験を探している方
より技術寄りの土台を固めたい場合は基本情報技術者、その先の応用力を問う区分としては応用情報技術者があります。G検定は出題範囲がAI・ディープラーニングに絞られているため、IT全般の基礎とは別軸の試験として組み合わせて考えるとよいでしょう。
出典・参考情報
- JDLA「G検定とは」(2026-09-13 確認)
- JDLA「G検定(ジェネラリスト検定)2027年の年間開催スケジュールを発表」(2026-09-13 確認)
- JDLA「G検定、2026年の年間開催スケジュールを発表」(2026-08-08 確認)
- JDLA「2026年 第4回 G検定(ジェネラリスト検定)オンライン試験の開催結果を発表」(2026-08-08 確認)
- JDLA「2026年 第3回 G検定(ジェネラリスト検定)オンライン試験/会場試験の開催結果を発表」(2026-08-08 確認)
- JDLA「G検定について(試験概要・学習方法・試験対策・合格者体験談)」(2026-08-08 確認)
- JDLA「よくある質問(G検定)」(2026-08-28 確認)
- JDLA「『DX推進パスポート』デジタルバッジの発行を開始します」(2026-08-08 確認)
受験料・日程等は変更される場合があります。受験の際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。